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GP(かかりつけ医)の登録

イギリスでは、まず近所の GP(General Practitioner、かかりつけ医)に登録し、具合が悪いときは GP に予約して診てもらいます。元気なうちに登録しておきましょう。

目安 1週目費用 登録・診察は無料必要な情報 名前・生年月日・住所
POINT
  • 登録はオンラインで約15分。身分証・住所の証明・在留資格の証明はいらない
  • 登録完了までは、ふつう5日ほど
  • 急ぎのときは 111(電話・オンライン)、命に関わるときは 999

登録のしかた

  1. 近くの GP を探す

    NHS のサイトで郵便番号を入れると、近くの GP が表示されます。ふつうは住んでいる地域の GP に登録します。

  2. オンラインの登録フォームに入力する

    名前・生年月日・住所・緊急連絡先などを入力します。1人あたり15分ほどです。紙の登録用紙を GP に持っていく方法もあります。

  3. 登録の連絡を待つ

    登録が終わると連絡が来ます。ふつうは GP が情報を受け取ってから5日ほどです。

  4. NHS App を入れる

    登録できたら、NHS App で予約や処方の確認ができるようになります(使えるサービスは GP によって違います)。

📝 身分証や住所の証明はいりません

NHS の公式ページには、GP の登録に「身分証、住所の証明、在留資格の証明はいらない」と書かれています。NHS 番号がなくても大丈夫です。もし断られたら、NHS のページを見せて相談してみてください。

具合が悪いとき

こんなときどこへ
ふだんの体調不良・相談登録した GP に予約(電話・アプリ・ウェブ)
軽いかぜ・ちょっとしたけが・薬の相談薬局(Pharmacy)の薬剤師
予約なしで診てほしい(けが・発熱など、命に関わらない)Urgent Treatment Centre(UTC)。下の「ウォークイン・クリニック」を参照
急ぎだが命に関わらない/GP が閉まっているNHS 111(電話 111、または 111 online)
命に関わる・大けが999 に電話、または A&E(救急)
💡 知っておくと安心
  • ビザの申請時に IHS(移民保険料)を払った人は、ビザの期間中、NHS を無料で使えます
  • ただし、処方薬・歯科・眼科の検査などは、別に料金がかかることがあります
  • 歯医者は GP とは別です。NHS の患者を受け付けている歯科(NHS dentist)を探して予約します。地域によっては空きが少ないことがあります

ウォークイン・クリニック(予約なしで行けるところ)

GP の予約がなかなか取れないときや、まだ GP に登録していないときは、予約なしで行ける「ウォークイン」の診療所が頼りになります。NHS(無料)と民間(有料)の2種類があります。

NHS の Urgent Treatment Centre(UTC)

以前「Walk-in centre(ウォークイン・センター)」と呼ばれていた NHS の施設の多くは、今は Urgent Treatment Centre(UTC)になっています。命に関わらない急ぎの症状を、予約なしで診てもらえます。

  • 診てもらえる例:ねんざ、骨折の疑い、切り傷やけが、腹痛・吐き気・下痢、皮膚の感染症や発疹、大人や子どもの発熱など
  • 必要に応じて、レントゲンや血液検査を受けられることがあります。処方薬が必要なときは手配してもらえます
  • GP に登録していなくても、住所が決まっていなくても利用できます。NHS 番号を知らなくても大丈夫です
  • 症状の重い人や予約のある人が先に診察されるため、混んでいると待つことがあります
  • NHS 111 online から、行く時間を予約できることがあります。受付で通訳をお願いすることもできます
💡 行く前に

近くの UTC は NHS のサイトで探せます。場所によって開いている時間が違うので、出かける前に確認しましょう。迷ったときは、先に NHS 111 に相談すると、どこへ行けばよいか案内してもらえます。

民間(プライベート)のウォークイン・クリニック

駅の近くや街中には、予約なし・当日に診てもらえる民間のクリニック(Private GP、Walk-in clinic)もあります。日本語で診てもらえるクリニックもあります。

  • 診察料は全額自己負担です。ビザの申請時に IHS(移民保険料)を払っていても、民間のクリニックの費用はカバーされません
  • 料金はクリニックによって大きく違うので、行く前にウェブサイトなどで確認しましょう
  • 民間の医療保険や海外旅行保険に入っている人は、使えるかどうかを保険会社に確かめておくと安心です

性感染症(STI)の検査

性感染症(英語では STI。STD と呼ばれることもあります)の検査や治療は、NHS のセクシュアルヘルス・クリニック(GUM クリニックとも呼ばれます)で受けられます。ロンドンには数多くあり、予約なしで行けるクリニックもあります。

  • 無料で、だれでも利用できます。GP に登録していなくても大丈夫で、ふつうは GP の紹介もいりません
  • 秘密は守られます。話した内容は、本人の許可なく GP を含めだれにも伝えられません
  • STI の検査と治療(HIV 検査を含む)、避妊(緊急避妊を含む)、妊娠検査、HIV を防ぐ薬(PrEP・PEP)の相談などができます
  • 女性・男性の看護師や医師を指定したり、付き添いの人と一緒に入ったりできます
  • 予約なしで行ける時間(ウォークイン)や予約の方法はクリニックによって違うので、行く前にウェブサイトや電話で確認しましょう
💡 ロンドンに住んでいる人は、自宅で検査もできます

NHS の無料サービス SHL.UK(Sexual Health London)では、オンラインで簡単な問診に答えると、自宅で検体をとる検査キットが郵送で届きます(ロンドンのほとんどの地域が対象)。結果はメッセージやメールで知らせてもらえます。ロンドン以外の一部の地域では、SH.UK という同様のサービスがあります。

📝 知っておきたいこと
  • 症状がなくても感染していることがあります。気になるときは検査を受けましょう
  • 感染してから検査でわかるようになるまで、最大で7週間ほどかかることがあります
  • 民間(有料)のクリニックでも検査を受けられますが、費用は自己負担です

リンク先は 2026年10月28日 に確認しました。

※ 上の手順はイングランドのものです。スコットランド・ウェールズ・北アイルランドでは、登録の方法が少し違うことがあります。

この情報について このサイトの内容は、イギリスで暮らし始める人向けの一般的な情報です(2026年10月時点、公式ページで確認)。制度や金額は変わることがあるので、手続きの前に必ず公式ページを確認してください。ビザ(在留資格)について個別の相談が必要なときは、OISC(移民アドバイザーの監督機関)に登録された専門家や弁護士(Solicitor)に相談してください。