英国くらしノートLife admin in the UK

英国くらしノート › イギリスのタブーとマナー

イギリスのタブーとマナー

日本では普通のことでも、イギリスでは法律違反になったり、失礼だと思われたりすることがあります。知らずに困らないよう、主なものをまとめました。

目安 着く前に読む時間 約5分
POINT
  • 防犯スプレーは持ち込み・所持が違法。刃物も、正当な理由なく持ち歩くと違法になることがある
  • 行列(queue)に割り込まない。エスカレーターは右側に立ち、左側をあける
  • お酒を買うときは、若く見えると身分証の提示を求められる。パスポートなどを持って行く

法律で禁止されていること

「知らなかった」では済まされないものです。罰金や逮捕につながることがあります。

してはいけないことくわしく
防犯スプレー(催涙スプレー)を持つイギリスでは所持そのものが違法です。日本から持ち込まないでください
刃物を持ち歩く刃渡りが約7.6cm(3インチ)を超えるナイフや、刃をロックできる折りたたみナイフは、正当な理由なく公共の場で持ち歩くと違法です
歩道を自転車で走る歩道(pavement)での自転車は禁止です。車道か自転車レーンを走ります
ゴミをポイ捨てするたばこの吸い殻やガムも含め、その場で罰金を科されることがあります
決められた場所以外でたばこを吸う屋内の公共の場所や職場は禁煙です。18歳未満が乗っている車の中での喫煙も禁止です(イングランドなど)
路上でお酒を飲む地域によっては、公共の場での飲酒が禁止・制限されています。標識に注意しましょう
💡 お酒やたばこを買うとき

多くの店では、25歳未満に見える人には身分証の提示を求めます(Challenge 25)。日本人は若く見られやすいので、パスポートやイギリスの運転免許証などを持って行きましょう。

嫌がられやすいこと

  • 行列に割り込む:バス停、レジ、パブのカウンターなど、イギリスの人は順番をとても大切にします。その人が並んでいるのかわからないときは「Are you in the queue?」と聞きましょう
  • エスカレーターの左側に立つ:ロンドンの地下鉄では、右側に立ち、左側は歩く人のためにあけます
  • 「Please」「Thank you」「Sorry」を言わない:店員さんやバスの運転手にも、ひと言そえるのが普通です。言わないと、冷たい印象を持たれます
  • 人の前を黙って通る:通りたいときは「Excuse me」と声をかけます
  • 初対面でプライベートなことを聞く:年齢、年収、家賃、体重、恋人の有無、宗教や政治の考えなどは、親しくなる前には聞かないのが無難です
  • 見た目について話す:「太った」「やせた」など体型の話や、肌の色・出身についての冗談は、日本以上に失礼とされます
  • 手の甲を相手に向けたピースサイン:侮辱のサインになります。写真のポーズでは手のひらを前に向けましょう
  • よその子どもを勝手に撮る・触る:かわいいと思っても、写真を撮ったり頭をなでたりするのは避けます。犬をなでたいときも、飼い主に「Can I stroke your dog?」と聞きましょう
  • 電車やバスで大きな声で話す:周りの迷惑になります。列車には、静かに過ごすための車両(Quiet Zone)もあります

知っておくと安心

チップ

  • レストランでは、伝票に「Service charge」(サービス料)が入っていることが多く、その場合は追加のチップはいりません
  • サービス料が入っていない店では、10〜15%ほどを目安に渡す人が多いです(義務ではありません)
  • パブやカフェのカウンターでの注文、ファストフードでは、チップは基本的にいりません

パブ

  • 多くのパブでは、席で待っていても注文を取りに来ません。カウンターで注文して、その場で払います
  • グループで行くと、順番に全員分をまとめて買う「ラウンド(round)」の習慣があります。おごってもらったら、次は自分の番です

人との付き合い

  • 天気の話は、知らない人とも気軽にできる定番の話題です
  • はっきり断らず、遠回しに言う人も多いです。「That's interesting」が、必ずしもほめ言葉とは限りません
  • 家に招かれたら、ワインやお菓子などの手みやげを持って行くと喜ばれます

※ マナーや感じ方は、人や地域によって違います。ここに書いたのは、よく言われる目安です。

この情報について このサイトの内容は、イギリスで暮らし始める人向けの一般的な情報です(2026年10月時点、公式ページで確認)。制度や金額は変わることがあるので、手続きの前に必ず公式ページを確認してください。ビザ(在留資格)について個別の相談が必要なときは、OISC(移民アドバイザーの監督機関)に登録された専門家や弁護士(Solicitor)に相談してください。