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CV & job hunting guide

英国式CVの書き方

日本の履歴書と英国式CVはまったく別物です。入れる項目と順番、書いてはいけないこと、送る前のチェックリストまでまとめました。

読む時間 約6分見本つきチェックリスト

日本の履歴書とのちがい

イギリスのCVは「決まった用紙に埋める書類」ではなく、この仕事に合う理由を伝える、自分で作る資料です。採用担当が1枚目の上半分を見る時間は、数十秒と言われます。いちばん伝えたいことを、いちばん上に置きます。

✕ よくない例
  • 顔写真を貼る
  • 生年月日・年齢・性別・家族構成を書く
  • 学歴から古い順に並べる
  • 「〇〇株式会社 入社」とだけ書く
○ よい例
  • 写真は貼らない
  • 年齢や家族のことは書かない
  • 職歴を新しい順に並べる
  • 何をして、どんな成果を出したかを書く
💡 なぜ年齢や写真を書かないの?

イギリスでは平等法(Equality Act 2010)で、年齢・性別・人種などによる採用の差別が禁じられています。そのため、採用担当の判断がかたよらないよう、こうした情報はCVに書かないのが普通です。写真があると、かえって「イギリスの書き方を知らない」と見られることもあります。

入れる項目と順番

A4で1〜2枚にまとめます。アルバイトなら1枚、職歴が長いオフィスの仕事なら2枚が目安です。

Hanako Yamada ① 名前と連絡先
London (Zone 2) · 07700 900123 · [email protected] · linkedin.com/in/hanako-yamada
Right to work: Youth Mobility Scheme visa (valid until Sept 2027) ② 働ける資格
Profile ③ 自己紹介(3〜4行)

Friendly and reliable hospitality professional with three years’ experience in busy cafés in Tokyo. Fluent in Japanese, conversational English (IELTS 6.5). Looking for a barista role in London where I can bring calm, fast service.

Experience ④ 職歴(新しい順)
Barista, Sample Coffee (Tokyo, Japan)Apr 2022 – Jun 2025
  • Served up to 300 customers a day during peak hours, keeping queue times under 5 minutes
  • Trained 6 new staff on espresso preparation and till operation
Education ⑤ 学歴
BA in English Literature, Sample University (Japan)2018 – 2022
Skills ⑥ スキル・言語

Languages: Japanese (native), English (conversational) · Food Hygiene Level 2 · Latte art · Square POS

  1. 名前と連絡先:名前(ローマ字)、住んでいるエリア(番地までは不要)、イギリスの電話番号、メール。LinkedIn があれば入れます。
  2. 働ける資格(Right to work):ビザの種類と期限を1行で。採用担当が最初に気にする点なので、上に書くと安心されます。
  3. Profile(自己紹介):3〜4行で「何の経験がある人で、何をしたいか」。応募先ごとに書きかえます。
  4. Experience(職歴):新しい順に、職種・会社名・場所・期間。その下に箇条書きで2〜4個、やったことと成果を書きます。
  5. Education(学歴):最終学歴から。高校は書かなくて大丈夫です。
  6. Skills(スキル):言語、資格、使えるソフトなど。

職歴は「動詞+数字」で書く

箇条書きは、過去形の動詞から始めて、できれば数字を入れます。「担当していた」より「何をして、どうなったか」が伝わります。

✕ よくない例Responsible for customer service.
(接客を担当していた)
○ よい例Served up to 300 customers a day, keeping queue times under 5 minutes.
(1日最大300人に接客し、待ち時間を5分以内に保った)

よく使う動詞:Managed(管理した)/ Trained(教えた)/ Improved(改善した)/ Reduced(減らした)/ Organised(企画した)/ Handled(対応した)/ Translated(翻訳した)/ Achieved(達成した)

書かなくていいこと・書いてはいけないこと

  • 写真、生年月日、年齢、性別、国籍、家族構成、健康状態
  • 給与の希望(聞かれたら面接で)
  • 「References available on request(推薦者は求めに応じて)」— 今は書かないのが普通です
  • 日本の住所や電話番号(イギリスで連絡が取れる番号に)
  • 趣味の羅列(仕事に関係があるものだけ、1行で)
⚠️ 日付のギャップは説明を

半年以上あいている期間(ワーホリの準備、旅行、介護など)は、1行で理由を書いておくと安心です。例:Career break – travelled and studied English in Australia (2024)

送る前のチェックリスト

自分のCV、これで大丈夫?

日本語の履歴書や今のCVをお送りいただければ、イギリスの採用担当に伝わる英文CVに仕上げます。カバーレターも一緒に作れます。